思い出す安心感

By あつたか, 2013年1月18日

思い出す安心感

昨日、今日の冷え込み… かなり骨身に沁みます。

そういえば、18年前の震災の頃も寒かったですね。

そんなことを思い、ふと、当時は毎夜のようにラジオを聴いたことを思い出しました。
わたしの住んでいた場所は被害がほとんどなかったこともあり、昼間は仕事に専念し「震災」のことを感じる暇もないのですが、夜になり一人で部屋にいると、またあの揺れが来るんじゃないか、と不安になったものです。
あの頃はまだ常に余震があり、いざというときにはすぐ様外に逃げ出せるように、枕元に洋服とかばんを置き、玄関には履きやすい靴を揃えておいたものです。

そんな時、ラジオから流れる声や音楽は、特別な安心感がありました。
避難所の状況やボランティアの炊き出しの情報、時には被災者の方々の情報なと、様々な「いま」を知ることが出来ました。

そして何よりは、この同じ時間、この同じ時に、自分以外の人がありとあらゆる場所で過ごしている。
「1人じゃない」ことの安心感があったように思います。

寝るときは必ずラジオが鳴っていました。

…いつ頃から聴かなくなったんだろう。
いまとなればそれを思い出すこともできませんが。

昨日、メディア等で18年目の「震災」について色々な意見が語られ、「震災は終わった」のではなく、今現在もその脅威に晒されているんだと。
まさにその通りですね。

あらためて避難袋作ろうかしら。(笑)
備えあれば… ですからね。

ラジオなんてほとんど聴くことがないのですが、昨夜はあの頃を思い出し久しぶりに聴いてみました。
うん。
なかなかいいものですね。

 

さてさて、それにしてもこの寒さ。
インフルエンザも相変わらずの猛威を振るっていますよ。

そして明日、明後日はセンター試験。
学生の皆さんだけでなく、みなさん温かくお過ごしくださいね。

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