上巳の節句

By あつたか, 2013年2月19日

上巳の節句

2月になり暦の上では春が近づいている…はずですが、毎日寒い日が続きますね。

先日、実家に戻りましたら雛人形が飾られていました。
母が毎年、2月になると飾ってくれます。
以前はわたしの為に飾ってくれていましたが、今は孫娘の為に飾っているようです。(笑)

 

「桃の節句」は五節句のうちのひとつで「上巳(じょうし/じょうみ)の節句」といわれます。
平安時代頃から、3月の初めに身の穢れを洗い流す農村儀礼があり、紙で作った人形で体を撫でて穢れを落とした後、海や川に流したそうな。
また、桃が邪気を祓い長寿を保つと言う中国思想の影響を受けて、桃の花の入った桃酒を飲むようなり、そんな行事が時代とともに変化し、江戸時代に現在の雛壇を飾る「雛祭り」になったのだとか。

 

うちのお雛さまは、ケースに入った小さなものですが、ぼんぼりに明かりが灯ると、なぜか優しい気持ちになれるものです。
幾つになっても女の子にとって「桃の節句」は嬉しいものです。

日本には四季を彩る様々な行事が昔からありますね。
少しずつ春の近づくこの季節。
心も身体も、元気に活発になります!

久しぶりに雛まつりケーキなど買ってお祝いしてみようかしらね…(笑)

 

▽五節句
人日の節句(じんじつ)1月7日
上巳の節句(じょうし/じょうみ)3月3日
端午の節句(たんご)5月5日
七夕の節句(しちせき/たなばた)7月7日
重陽の節句(ちょうよう)9月9日